1613年、小笠原秀政が松本城へ入封したその数日後、今後の松本藩の体勢を決める軍議が開かれた。
旧・松本城忍衆からは、頭を勤める石川玄斎が出席。
そこで他の藩では類を見ない、忍びを中心とした新たな体勢が決定した。
それは松本城の区画守備を、第一守から第六守までの6つに分け、それぞれの指揮・守備頭は忍衆が担当するというものであった。
第一守…松本城全体・石垣・城壁
第二守…天守・城主
第三守…城内入口
第四守…庭園内
第五守…堀全体
第六守…水堀
それぞれの担当は忍衆に任され、秀政を含めた話し合いによって以下のように決定した。
第一守…石川玄斎
忍衆の頭として、また先代城主石川氏の創りあげた松本城を守るため。
第二守…小笠原秀
秀政からのたっての希望と自らの意志により城主を守る上で適任として。
また信濃守小笠原氏の誇りにかけ、天守を守るため。
第三守…戸田美影
忍衆唯一使える分身術を駆使して場内への侵入を防ぐため。
第四守…松平樹
持ち前の体力と俊敏さを活かし、広い庭園内を隅々まで探索できるため。
第五守…堀田楓
数多の術を操り、最前線で如何なる敵が攻め寄せても臨機応変に対応できるため。
第六守…水野氷冷
水・氷系の術では右に出る者はおらず、他に意義もなく適任であるため。
こうして旧・松本城忍衆の壊滅から13年後、新たな忍衆が結成され、その名を【烏-KARASU-(からす)】と改めた。
※すべてフィクションです。
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